わたしにはバレエ人生をまっしぐらに進んでいる娘とは別に、
もう一人娘がおります。妹のほうね。
今回はその娘のことをお話。
世間で評判の美人姉妹になりますように
「世間で評判の美人姉妹になりますように」
これは、二人がまだこども園に通っていた頃、私が七夕に書いた願い。
園の先生たちはププっと笑っていたけれど、かなり本気の天への願い。
それなりに叶ってきてると思うけどなぁ。
姉妹を比較してはいけない
よく姉妹を比較してはいけないっていうよね。
うちの姉妹は周りの評価なんて放っておいて、お互いがお互いをライバル視してた。
それはもう、妹が生まれた瞬間から始まったのであろう。
妹目線でいうと、2歳違いの姉ができるなら、自分にも出来ると思っていた様子。
おしゃべりするのも、立ち上がって歩くのも、とっても早かった。
姉からすれば、何でも自分の方が先に出来るようになる、優越感に浸っていたことだろう。。
なんでも一緒 仲良し?姉妹
比較するつもりもなければ、妹にバレエをさせる気もなかった。
同じことするより別のことするほうが、喧嘩にならなくてよいかなぁと漠然と思っていた。
だが、妹は2歳のある日、バレエタイツとレオタードに身を包み、「今日からバレエに行きます」宣言。
ええっ、そうなの? 行くの? バレエ教室には3歳から入会可能って書いてるけど、、、
まあ、行ってみるかと姉妹をつれてバレエ教室へ。
「あの~、この子まだ2歳で、あと2ヶ月くらいで3歳になるんですけど、、入れます??」。
寛容な先生は、いいよいいよと二つ返事。本当にありがとう。
こうして姉妹は一緒にバレエ教室に通うことになった。
バレエに続き、ピアノもそろばんも英語も塾も、全部同じ教室に入った。
初めての分かれ道
前述のように、姉のほうは移籍している。妹のほうは今も元々のバレエ教室に通っている。
お互い、目指すところが違うのだからコレは必然の分かれ道。
姉はプロのダンサーになりたい。妹はというと、バレエを習っているっていうステータスが欲しい。
同じ環境で育っても考えることはちがうんだなぁ。
今はお互い尊敬している、、、はず
妹は私立中学に進学し、バレエもピアノも塾も続けており、英検にも挑戦中。学校では華道部所属。
女の子の習い事ランキング10位に茶道・華道ってあったなぁ。
妹はお嬢様街道をすすむようだ。がんばって素敵なレディーになってね!!
姉は海外生活を選んだ。いばらの道だが、負けるな!!
二人一緒にいるとき(日本)は、二人でゲーム三昧。今でもとても仲良しだ。
「世間で評判の美人姉妹になりますように」、私は今も天に願っている。
